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会員個人情報

氏名 岩井克人(いわい かつひと) 岩井克人
所属部・分科 第1部第3分科
選定年月日 平成27年12月14日
専攻学科目 経済学
現職等
  • 国際基督教大学特別招聘教授
  • 東京大学名誉教授
受賞等 国内
  • 日経・経済図書文化賞特賞(昭和57年)
  • サントリー学芸賞(昭和58年)
  • 小林秀雄賞(平成15年)
  • 紫綬褒章(平成19年)
  • MAフォーラム賞正賞(平成21年)
  • 文化功労者(平成28年)
海外
  • ベオグラード大学名誉博士(2009年)
外国アカデミー会員等
主要な学術上の業績

 岩井克人氏は、ミクロ経済学的な基礎に基づくマクロ的不均衡動学理論を体系化しました。さらに、進化論的なシュムペーター動学理論や、サーチ理論的基礎に基づく「貨幣論」を提示しました。また、一般的な異時点間効用関数を用いた経済成長モデルの最適経路の振る舞いも明らかにしました。

 最近では、株式会社とは、法律上のヒトとして会社資産を所有し、法律上のモノとして株主に所有されるという、二階建ての所有構造から成ることを中核とする「会社論」を提示し、さらに、法人としての会社とその経営者との関係を典型例として含む、信任関係の統一理論を、「信任論」として定式化しました。

 岩井氏が発表した以上の業績は、英文で発表されるとともに、その後、邦文でも著書や論文の形で発表されることにより、内外の多数の研究者に刺激を与えてきました。

主要な著書・論文
  • <主要著書>
    1. Disequilibrium Dynamics, (New Haven: Yale University Press, 1981).
    2. 『ヴェニスの商人の資本論』(筑摩書房,1985. 1),(ちくま学芸文庫,1992. 6).
    3. 『貨幣論』(筑摩書房,1993. 3),(ちくま学芸文庫,1998.3).
    4. 『二十一世紀の資本主義論』(筑摩書房,2000.3),(ちくま学芸文庫,2006.6).
    5. 『会社はこれからどうなるのか』(平凡社,2003.2), (平凡社ライブラリー2009.9)
    6. 『経済学の宇宙』(聞き手:前田裕之)(日本経済出版社, 2015.4)
  • <主要論文>
    1. “Optimal Economic Growth and Stationary Ordinal Utility—A Fisherian Approach,” Journal of Economic Theory 5(1), Aug 1972.
    2. “Schumpeterian Dynamics: An Evolutionary Model of Innovation and Imitation,” “Part II: Technological Progress, Firm Growth and ‘Economic Selection’” Journal of Economic Behavior and Organization, 5(2, 3), June 1984 pp. 159-190 & Aug.-Dec. 1984, pp. 321-351.
    3. “The Bootstrap Theory of Money — A Search-Theoretic Foundation of Monetary Economics”, Structural Change and Economic Dynamics, 7(4) Dec. 1996, pp. 451-477; “Corrigendum,” 9 1998, p. 269.
    4. “Persons, Things and Corporations: the Corporate Personality Controversy and Comparative Corporate Governance,” American Journal of Comparative Law 47 (4), Fall 1999, pp. 583-632.
    5. “Evolution of Money”, in U. Pagano and A. Nicita eds., The Evolution of Economic Diversity, (London: Routledge, 2001), pp. 396-431.
    6. “The Nature of the Business Corporation – Its Legal Structure and Economic Functions,” Japanese Economic Review, 53 (3), Sept. 2002, pp. 243-273.
    7. The Second End of Laissez-Faire—The Bootstrapping Nature of Money and the Inherent Instability of Capitalism,” Chap. 14 in Heiner Ganssmann ed., New Approaches to Monetary Theory: Interdisciplinary Perspectives, (London: Routledge, 2011).
リンク

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