日本学士院

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日本学士院第69回公開講演会のお知らせ

パンフレット
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日本学士院では、広く一般の方々を対象として、会員を講師に春・秋年2回講演会を実施しており、秋の講演会を下記のとおり開催いたします。本院会員が分かりやすくお話をいたします。

事前申込制 先着150名

申込みは終了しました。

日時・場所

開会挨拶

竹内 啓 公開講演会委員会委員長

講演内容

佐藤彰一会員
佐藤彰一会員

「歴史の語りと意味—『モン・サン・ミシェルのアリストテレス』論争とその後—」

  • 佐藤彰一(西洋中世史)
  • 日本学士院会員
  • 名古屋大学名誉教授

  言葉によるのであれ、文字によるのであれ、歴史は語られることによって歴史である。大小無数の出来事を、意味の構築を求めて、出来事を選び、それらを語りとして結びあわせることで「歴史」が生まれる。意味は歴史叙述の見えざる同伴者であり、導き手でもある。2008年春にフランスで出版された『モン・サン・ミシェルのアリストテレス』と題された一冊の書物は、学術書であるにもかかわらず、『ル・モンド』、『ル・フィガロ』などフランスを代表する新聞が取り上げ、大きな反響を呼んだ。著者が教鞭をとる学生が、授業ボイコットするなどの強い社会的反応を起こしたこの事件が、いかに歴史の語りと深く結びついていたかを考える。

司会: 伊藤貞夫会員




堀川清司会員
堀川清司会員

「「海岸工学」―私の終生の研究課題」

  • 堀川清司(土木工学(海岸工学))
  • 日本学士院会員
  • 東京大学名誉教授
  • 埼玉大学名誉教授
  • 武蔵工業大学名誉教授

  私の終生の研究課題は、私が当時の東京大学大学院(旧制)の学生の時に決まったと言っても過言ではない。それは、1953年の台風13号が沖縄から関東にかけて広域に災害を発生させたことによる。更に6年後、いわゆる伊勢湾台風により、戦後最大の高潮災害が起こり、日本政府はその対応に追われた。当時米国では、それまでの成果を基に「海岸工学」を発足し、研究活動が活発になっていた。その情報がわが国に伝えられ、それ以後、海岸工学が今日に至るまで、日本の研究者、技術者の重要な活躍の場となった。ここでは、私が係わった事柄を紹介し、ご参考に供したい。

司会: 内田祥哉会員

お申込み・お問合せ

<お申込み>

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日本学士院 公開講演会係

台東区上野の山文化ゾーン

台東区上野の山文化ゾーンウェブサイト



 本講演会は、台東区上野の山文化ゾーンフェスティバルの一つとして開催されます。
その他近隣の講演会の案内も掲載されていますので、是非ご覧ください。

 台東区のウェブサイトからもお申込できます。