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日本学士院客員の選定について

日本学士院は、令和元年11月12日開催の第1133回総会において、アントワーヌ・コンパニョン氏を日本学士院客員に選定しましたので、お知らせいたします。

 日本学士院客員について

氏名 アントワーヌ・コンパニョン
Prof. Antoine COMPAGNON
Compagnon
現職

コレージュ・ド・フランス教授

居住地 フランス共和国
専攻学科目 フランス文学、一般・比較文学
生年 1950年(69歳)
主要な学術上の業績

 アントワーヌ・コンパニョン教授は、フランス文学、さらには一般・比較文学の分野において数多くの業績を挙げ、フランスのみならず世界の文学研究を牽引する碩学であるが、同時に、学生時代に理工系の学問を深く学んだ経験を生かして、文学の社会的意義と価値を専門外の読者にも説得的に説き明かす知識人でもある。その研究対象は、テクストの批評校訂と個別作家の研究から文学史、批評と文学理論、文学と文化及び社会との関係についての考察に及ぶが、それを踏まえて、文学・思想における〈近代性〉に豊かな陰影と自由を与えたのが、進歩を単純に信奉する軽薄な近代主義に抵抗した〈アンチモダン〉の潮流であったことを明らかにした功績は大きい。教授はこれまで八回にわたって来日し、日本人研究者と緊密な研究協力を重ねているばかりでなく、少なからぬ数の日本人留学生を受け入れ、行き届いた指導によって博士論文の完成に導くなど、日本のフランス文学研究に対する貢献も著しい。

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