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会員個人情報

氏名 柏原正樹 (かしわら まさき) 柏原正樹
所属部・分科 第2部第4分科
選定年月日 平成19年12月12日
専攻学科目 数学
現職等
  • 京都大学数理解析研究所特任研究員
受賞等 国内
  • 日本数学会彌永賞(昭和56年)
  • 朝日賞(昭和63年)
  • 日本学士院賞(昭和63年)
  • 藤原賞(平成20年)
海外
外国アカデミー会員等
  • ナンシー大学名誉博士号(1996年)
  • フランス科学アカデミー外国人会員(2002年)
  • パリ第6大学名誉博士号(2005年)
主要な学術上の業績

柏原正樹氏は1970年代から現在まで、世界的なリーダーとして代数解析学の革新と発展、その応用を主導してきました。

柏原氏は、超局所解析により線形偏微分方程式を佐藤幹夫氏、河合隆裕氏と共に深く研究し、その研究を基にD加群の理論を構築しました。関数の性質はその特異点に集約され、その性質は関数の満たす方程式の特異点を調べることによって理解できるというリーマンのアイデアを現代数学に甦らせ、D加群を用いてリーマン・ヒルベルト対応の高次元化に成功しました。さらに、D加群により幾何と代数を繋ぐ手法を表現論に応用するなど、現代数学に新たな地平を切り開きました。

これにより代数解析学とD加群の理論は、線形偏微分方程式論を超えて、現代数学の基本的手段として位置付けられ、現代数学の中に大きな流れを作り出しています。

主要な著書・論文
  • 著書
    1. M. Kashiwara and P. Schapira, Categories and sheaves. Grundlehren der Mathematischen Wissenschaften, 332. Springer-Verlag (2006).
    2. 柏原正樹、代数解析概論, 岩波講座 現代数学の展開1, 岩波書店 (2000).
    3. M. Kashiwara and P. Schapira, Sheaves on Manifolds, Grundlehren der mathematischen Wissenschaften 292, Springer-Verlag (1990).
    4. 柏原正樹、河合隆裕、木村達雄、 代数解析学の基礎,紀伊國屋数学叢書 18, 紀伊國屋 (Foundation of Algebraic Analysis, Kinokuniya) (1980).
  • 論文
    1. M. Kashiwara, On crystal bases of the q-analogue of universal enveloping algebras, Duke Math. J. 63 (1991) 465-516.
    2. M. Kashiwara, The Riemann-Hilbert problem for holonomic systems, Publ. RIMS, Kyoto Univ. 20 (1984) 319-365.
    3. E. Date, M. Jimbo, M. Kashiwara and T. Miwa , Transformation groups for soliton equations I-VII, Proc. Japan Acad. 57 A (1981) 342, 387, J. Phys. Soc. Japan 50 (1981) 3806, 3813, Physica 4 D (1982) 343, Publ. RIMS, Kyoto Univ. 18 (1982) 1077, 1111.
    4. J-L. Brylinski and M. Kashiwara, Kazhdan-Lusztig conjecture and holonomic systems, Invent. Math. 64 (1981) 387-410.
    5. M. Kashiwara, On the maximally overdetermined system of linear differential equations, I, Publ. RIMS Kyoto Univ. 10 (1975) 563-579.
    6. M. Sato, T. Kawai and M. Kashiwara, Microfunctions and pseudo-differential equations, Lecture Notes in Math. 287, Springer, 265-259 (1973).
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