日本学士院

物故会員個人情報

 

氏名

村上淳一 (むらかみ じゅんいち)

 

所属部・分科

第1部第2分科

選定年月日

平成13年12月12日

退任年月日

平成29年10月24日

専攻学科目

ドイツ法

過去の要職

受賞等

〔国内〕

 

〔海外〕

主要な学術上の業績

村上淳一氏は、国制史、社会史などの研究成果を取り入れ、ドイツ近代法の成立と発展を総体的に把握する業績をあげ、わが国のドイツ法研究に堅固な礎石を築く画期的な貢献をしました。また、近代社会ないし近代法の原理のもつ「仮想性」を分析し、さらにこの原理がもはや維持できないことが広く認識されたところに「ポストモダン」の状況を見出し、最先端の法理論、哲学理論を吸収して、法哲学の領域のすぐれた研究を展開しました。

主要な著書・論文