ダン・マッケンジー客員来日記念講演会のお知らせ
パンフレットダウンロード日本学士院では、わが国における学術の発達に関し、特別に功労のあった外国人研究者を日本学士院客員として選定しています。この度ダン・マッケンジー客員が来日されることを記念し、下記のとおり講演会を開催いたします。
事前申込制 先着150名
たくさんのお申込ありがとうございました。
定員に達しましたので受付を終了させていただきます。
日時・場所
- 平成30年1月11日(木)午後2時30分~(質疑応答を含み2時間程度)
- 日本学士院 会場地図
講演内容
「創始者が語るプレートテクトニクス50年 (Plate tectonics at 50)」
(英語講演) ※上田誠也 日本学士院会員による逐次通訳付
(英語講演) ※上田誠也 日本学士院会員による逐次通訳付
- ダン・マッケンジー客員(Prof. Dan McKenzie)
- ケンブリッジ大学名誉教授、ケンブリッジ大学キングスカレッジ・フェロー
私がプレートテクトニクスに関する最初の論文を発表したのは、今から50年前の1967年12月30日、私が25歳のときでした。正確には、地球表層が剛体プレートとして振る舞うことを最初に発見したのは私ではありません。同じ年ですが、私より少し前にJason Morgan博士が見つけていました(当時私はこの事実を知りませんでした)。今の私達の地球に関する知識からすれば、プレートテクトニクスの核をなすアイデアは余りに単純明白で、英国では小学校でも習うほどです。このため私はよく「プレートテクトニクスが発見されるまで人々は何を信じていたのか?」と尋ねられます。私はこの講演で、何故人々は揃って目が節穴になりうるのか、今となればプレート運動の結果として理解できる地震・火山・その他の地学現象に対して、何故当時は本当の理解を得ることができなかったのかをお話ししようと思います。その後で、プレートテクトニクス誕生後50年の発展を辿りたいと思います。
司会: 深尾良夫 日本学士院会員
お申込み・お問合せ
<お申込み>
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